自毛植毛

植毛薬どっちから始める?韓国での費用・経過・方法と進行度の見極め

ヨンセモベル医院 鍾路本店の待合ラウンジ

薄毛が進んできたとき、植毛薬どっちを先に選ぶべきか。手術に踏み切るか、まず薬で様子を見るか、決められずにいませんか。

韓国行きの日程を考える前に、少しだけ読んでみてください。

読み終えるころには、植毛と薬の方法の違い、費用を左右する要素、それぞれの経過の見え方、そして進行度によって先にするものが変わる理由が分かります。ご自身の頭皮と予算に合う順番を考える材料になるはずです。

こんにちは。ヨンセモベル医院 鍾路本店 代表院長のミンソクです。毛髪移植外科の専門医で、大韓毛髪移植学会の理事を務めています。

当院では、カウンセリングから手術まで代表院長の私が担当し、担当医は途中で替わりません。自毛植毛はFUE・FUT・併用のすべてに対応し、投薬・注入・レーザーによるAGA治療も同じ医院で行っています。

この記事を書いたのは、「植毛すれば薬はもう要らない」「薬を続ければ失った生え際も戻る」と考えて、順番を取り違える方が少なくないからです。

植毛薬どっちかを短く答えると、毛が細くなりながらも残っている段階なら薬が先、毛根がほとんど残っていない部位を埋めたいなら植毛が選択肢になります。実際には、両方を組み合わせることも少なくありません。

植毛と薬、方法として何が違う?

薬(AGA治療)は、今ある毛を守る治療です。男性型脱毛症では、男性ホルモンの影響で毛が少しずつ細く短くなり、地肌が透けて見えるようになります。内服薬はこの進行を抑える方向に、外用薬は発毛を促す方向に働きます。

自毛植毛は、後頭部などAGAの影響を受けにくい毛を毛包ごと採取し、薄くなった部位へ移す手術です。頭全体の毛の数が増えるわけではありません。今ある毛の配置を変えるもの、と考えると分かりやすいと思います。

日本皮膚科学会の男性型脱毛症の診療ガイドラインでも、内服薬と外用薬は推奨度の高い治療として扱われ、自毛植毛は条件を満たす場合に検討してよい治療として位置づけられています。

比べる点薬(AGA治療)自毛植毛
主な働き進行を抑える・既存の毛を太くする毛のない部位に後頭部の毛を移す
手術なしあり(局所麻酔)
向いている段階初期〜進行中中〜高度で、薬だけでは難しい
続け方長期の内服・外用1回の手術と術後フォロー

どっちを先にするかは進行度で決まる

判断の材料になるのは、毛の密度・太さ・範囲・進行速度です。当院のAGA治療では、頭皮の画像分析でこれらを数値にして記録し、3ヶ月/6ヶ月ごとに再評価します。

細くなった毛がまだ残っている部位には、薬で太さを取り戻せる余地があります。一方、生え際が後退して毛穴そのものが見えにくくなった部位は、薬だけで元の位置まで戻すのは難しいことが多く、ここで植毛が選択肢に入ってきます。

たとえば、30代でM字の生え際が少し後退し、頭頂部には細く短い毛が増えてきた方を考えてみます。頭頂部は薬で守れる余地が大きいので、まずは内服・外用から始めることを考えます。

M字のほうは、後退した範囲と額のバランスを見て、植毛で埋めるかどうかを相談する場面です。植毛を選んだとしても、移した毛のまわりにある既存の毛は進行し続けるため、薬を併用する考え方になります。

逆に、20代前半で進行の速さがまだ読めない場合は慎重になります。今の生え際に合わせて植えると、数年後にまわりが後退し、移植した部分だけが浮いて見えることがあるからです。国際毛髪外科学会(ISHRS)も、若い男性では将来の進行を見込んで手術を判断するよう述べています。

院長メモ

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手術が必要ない段階であれば、私は薬物治療や管理から始めることを提案します。後頭部の毛は一生のうちに使える量に限りがあり、早い時期に使い過ぎると、本当に必要になったときに残せないからです。植毛を選ぶ場合も、密に植えることより生着率と長期のバランスを優先し、必要な場所に必要な量だけを移します。

「植毛薬どっち」と迷う方の中には、地肌の透けが一番気になっているという方もいます。見た目の密度を補う方法として、SMP(頭皮アートメイク)を組み合わせることもあります。傷跡がある部位の考え方は、傷跡植毛とSMPで生え際を整える方法にまとめています。

費用はどこで変わる? 植毛と薬それぞれの要素

植毛の費用を左右するのは、主に必要な本数(株数)です。生え際をどこまで下げたいか、どの範囲が薄いか、どのくらいの密度を求めるかで本数が決まります。当院は料金を本数別に公開しているので、韓国の植毛料金と本数別の内訳で考え方を確認できます。

薬の費用は、一度で終わらない点が植毛と違います。内服・外用だけにするか、注入やレーザーを組み合わせるか、どのくらいの期間続けるかで変わります。内容は韓国のAGA治療・薄毛管理プログラムに載せています。

韓国で処方を受ける場合は、処方期間と、日本への持ち帰りに数量の規定があることも考えに入れてください。持ち帰りの可否はカウンセリングで相談できます。

もう一つ見落とされやすいのが、韓国での滞在日数です。手術日程や滞在日数は施術内容によって異なるため、航空券を取る前に確認しておくと計画が立てやすくなります。

経過はどう違う? 薬は数ヶ月単位、植毛は一時的脱落から

薬の変化は、数ヶ月単位で判断します。当院では最低1年以上を基準に進行と反応を追い、3ヶ月/6ヶ月ごとに写真とデータで比べます。飲むのをやめると、抑えていた進行が少しずつ戻るのが一般的です。

植毛した毛は、術後に一度抜けてから生え変わる「一時的脱落」を経て、数ヶ月かけて伸びていきます。術後の確認は2週間・1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月に行い、帰国後はLINEで経過写真を送れば12ヶ月まで相談できます。

ネットの経過報告でよく見る「植毛したら一度ほとんど抜けた」という話は、一時的脱落として説明がつく現象です。一方で「植毛したら薬はやめていい」という話は、移植していない既存の毛には当てはまりません。本数ごとの仕上がりの目安は、韓国の植毛2000株で対象になる方と仕上がりの目安で書いています。

知っておきたいリスクと副作用

植毛のあとは、腫れ、赤み、かゆみ、かさぶたが出ることが多く、たいていは数日から数週間で落ち着きます。FUEでは採取部に点状の痕が残り、毛包炎や一時的な感覚の鈍さが出ることもあります。当院では手術中の痛みを抑えるために、エアノックス(非睡眠の痛み制御)を使っています。

内服薬では、性欲の低下など性機能に関わる副作用や、肝機能の数値の変化が起こることがあります。外用薬では、頭皮のかぶれやかゆみが出ることがあります。

一般に、次のような方は治療を急がず、まず相談から始めるほうがよいと考えます。

  • 頭皮に炎症や皮膚の病気がある方
  • 妊娠中、または妊娠の可能性がある女性(男性型脱毛症の内服薬には触れることも避けます)
  • 持病があり、ほかの薬を飲んでいる方
  • 20代前半で、進行の速さがまだ読めない方

帰国後に赤みや腫れが引かない、痛みが強くなる、膿が出るといった変化があれば、まず日本の皮膚科を受診し、その写真を当院にも送ってください。経過や効果の出方には個人差があり、どの治療が合うかは頭皮を直接診て判断します。

韓国で植毛と薬を一つの計画にする

当院は、自毛植毛・ヘアラインデザイン・SMP・AGA治療の4つを別々に考えず、1つの計画として組み立てています。薬で守る部位と植毛で埋める部位を同じ診察で分けられるので、どちらか一方だけを勧められる心配を減らせます。

手術は1日の件数を制限しており、毛包数の少ない手術は1日2件程度、3,000株以上は1日1件です。医院は地下鉄1号線 鍾路5街駅 1番出口の目の前にあります。

ヨンセモベル医院 カウンセリングルーム

植毛薬どっちから始めるかを考えるなら、正面の生え際と頭頂部を明るい場所で撮った写真2枚をLINEで送り、「今の段階は薬からですか、植毛も考えられますか」とひとつだけ聞いてみてください。写真1枚からでも、予約の前に質問だけでもかまいません。LINEでは日本語で相談・予約ができます。韓国にいらしたときには頭皮と毛髪を直接診て、術式・本数・デザインを説明し、手術が不要な段階なら薬物治療から始める提案をします。

よくある質問

植毛をしたら、薬はやめられますか?

後頭部から移した毛はAGAの影響を受けにくい性質がありますが、移植していない既存の毛は進行し続けます。そのため植毛の前後に薬物治療を併用することがあり、必要かどうかは進行度と年齢で判断します。

薬だけで後退した生え際は戻りますか?

細くなった毛が残っている部位なら、薬で太さを取り戻せる余地があります。毛穴が見えにくくなるほど後退した部位は、薬だけで元の位置に戻すのは難しいことが多く、植毛が選択肢になります。

韓国で処方された薬は日本に持ち帰れますか?

処方薬を日本へ持ち込む際には数量の規定があります。処方期間と持ち帰りの可否は、カウンセリングの際に相談してください。

今飲んでいる薬を続けたまま植毛を受けられますか?

植毛の前後に薬物治療を併用することはあります。ただ、手術の前後にどう飲むかは服用中の薬の種類で変わるため、薬の名前と飲み方を事前に伝えたうえで相談してください。

女性の薄毛も同じ考え方で決めますか?

女性型脱毛症は男性型と進み方が異なり、使える内服薬も違います。妊娠の可能性がある場合は使えない薬もあるため、まずは薄くなっている範囲と経過を伝えて相談するところから始めてください。

※ 結果および効果には個人差があります。掲載内容は公開時点の当院の情報にもとづきます。

ミンソク 代表院長

この記事の監修者

ミンソク 代表院長

  • 毛髪移植外科 専門医
  • 国立警察病院 研修医 修了
  • 国立警察病院 専攻医 修了(外科学)
  • 前)金剛アサン病院 外科課長
  • 現)大韓毛髪移植学会 理事

本ページの医療情報は、当院の公式サイト・公式Xで公開している内容と学会発表に基づき、代表院長が確認しています。効果・回復には個人差があります。

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手術が必要かどうかも含めて、脱毛タイプと進行状態の確認から始めます。診察を受けても、植毛が前提になるわけではありません。

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