自毛植毛

植毛痛い?どの場面で痛むのか、韓国での費用・経過・方法と麻酔

ヨンセモベル医院 鍾路本店の待合ラウンジ

韓国で植毛を受けたいのに、「植毛痛い」という書き込みが気になって、予約の一歩手前で止まっていませんか。

韓国への渡航日程を決める前に、少しだけ読み進めてみてください。

読み終えるころには、痛みが出やすい場面と麻酔の考え方、FUEとFUTで変わる術後の痛み方、経過のなかで気をつけたいこと、そして費用を決める要素がわかります。注射が苦手な方でも、どの方法とどのくらいの規模なら受け入れられるかを、予算と一緒に考えやすくなるはずです。

こんにちは。ヨンセモベル医院 鍾路本店 代表院長のミンソクです。毛髪移植外科の専門医で、大韓毛髪移植学会の理事を務めています。

カウンセリングから最後の一株まで私が執刀し、担当医が途中で替わることはありません。1日の手術件数を制限しており、3,000株以上の手術は1日1件です。手術中は、眠らせずに痛みを抑えるためのエアノックスを使います。

この文章を書いたのは、韓国で植毛を考える方のなかに、「植毛痛い」と聞いて手術のあいだずっと痛むものだと思い込んだり、痛みの印象だけで術式を選んでしまったりする方が多いと感じるからです。

韓国でも日本でも、植毛で痛みを感じやすいのは、局所麻酔の注射を入れる最初の時間と、麻酔が切れたあとの数日です。麻酔が効いている間は、押される・引っぱられる感覚が中心になることが多く、術後の痛み方は採取方法によって変わります。

植毛で痛むのはどの場面?麻酔の注射と手術中の感覚

自毛植毛は、頭皮に局所麻酔をして行う手術です。いちばんはっきり痛みを感じやすいのは麻酔薬を注射する場面で、チクッとした刺激と薬がしみる感覚が続きます。麻酔が広がってしまえば、後頭部から毛包を採取するときも、前頭部に植えるときも、多くの場合は圧や振動として感じる程度になります。

見落とされやすいのが、同じ姿勢で横になっている時間の疲れです。本数が多いほど手術は長くなり、首や腰のだるさが「植毛痛い」という記憶につながることもあります。手術時間や1日の手術件数は、韓国の植毛クリニックを選ぶ前に確認したい項目としても見ておきたい点です。途中で麻酔が薄れたと感じたら、我慢せずに声に出してください。麻酔を追加して進めるのは、植毛では一般的な対応です。

エアノックスは、全身麻酔のように意識をなくすのではなく、眠らないまま痛みを抑えるためのものです。眠っていないので、つらいと感じたときにその場で伝えられます。

歯科の麻酔や採血で気分が悪くなったことがある方は、カウンセリングの段階で教えてください。緊張や痛みをきっかけに血圧が下がり、気が遠くなる反応(血管迷走神経反射)は珍しいものではなく、事前にわかっていれば姿勢や進め方を相談できます。

ヨンセモベル医院 カウンセリングルーム

FUEとFUT、術後の痛み方はどう違う?

国際毛髪外科学会(ISHRS)も説明しているとおり、後頭部からの採取には大きく二つの方法があります。FUT(切開)は後頭部の皮膚を帯状に切り取って縫い合わせ、FUE(非切開)は毛包を一つずつ小さな点状にくり抜きます。

術後の痛み方には、この違いがそのまま出ます。FUTでは縫い合わせた線に沿ったつっぱり感や締めつけられる痛みが出やすく、仰向けで寝ると後頭部が枕に当たってつらいことがあります。FUEは線状の傷がない代わりに採取した範囲が広く、ヒリヒリした感覚が出ることがあります。短髪にしても点状の痕が目立ちにくいのはFUEで、一度に多くの本数を移植したい方にはFUTが選択肢になります。

私はFUE・FUT・併用のどれにも対応していますが、術式を先に決めることはしません。頭皮の状態、必要な本数、後頭部のドナーをどう残すかを見てから選びます。痛みの印象だけで決めると、短髪にしたいのに線状の傷跡が残る、あるいはドナーを必要以上に使ってしまう、という別の後悔につながるからです。術式ごとの流れは韓国の自毛植毛の6ステップと術式の選び方で詳しく書いています。

たとえば、注射が苦手で本数も多く必要な場合

M字と頭頂部の両方が薄く、国内で「かなりの本数が必要」と言われ、しかも注射がとても苦手な方を考えてみます。私ならまず、頭頂部の進行の度合いを確かめます。まだ薬で抑えられる段階なら、頭頂部は薬物治療から始め、今回の手術はM字のデザインに絞るという考え方があります。本数が減れば手術時間は短くなり、麻酔をかける範囲も小さくなります。

短髪にする予定がなく、多くの本数を一度に移植したいなら、FUTや併用も候補に入ります。その場合は、韓国滞在中の数日間に後頭部のつっぱり感が出ることを前提に、帰りの飛行機の日程を考えておく必要があります。

植毛をすすめない場合と、知っておきたいリスク

手術が必要ない段階であれば、私は薬物治療や管理から始めることを提案します。日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドラインでも、内服薬や外用薬による治療は植毛と並ぶ選択肢として扱われています。「植毛痛い」という不安がとても強く、注射そのものに耐えられそうにない方は、AGA治療やSMP(頭皮アートメイク)から始めるのも一つの道です。

一般的に、次のような方は手術の前に主治医と相談するか、時期をずらしたほうがよいとされています。

  • 血液をさらさらにする薬を飲んでいる方
  • 頭皮に炎症や湿疹などの皮膚トラブルがある方
  • ケロイドなど、傷跡が盛り上がりやすい体質の方
  • 糖尿病や高血圧などの持病が十分に管理できていない方
  • 薄毛の範囲に対して、後頭部のドナーが少ない方

知っておきたいリスクと副作用

多くの方に出る一時的な反応は、移植部と採取部の痛み、赤み、かさぶた、かゆみ、そして数日後に額やまぶたへ下りてくる腫れです。採取部や移植部のしびれ、感覚の鈍さは、数か月かけて戻ることがあります。移植した毛はいったん抜けてから生え変わる「一時的脱落」を経て伸びていきます。

頻度は高くないものの、毛包炎や感染、FUTの傷跡の広がり、採取しすぎによる後頭部の薄さも起こりえます。FUE植毛の合併症を整理した医学論文の総説でも、こうした一時的な反応から採取部の問題までが挙げられています。出方や続く期間には個人差があります。

韓国から戻ったあとに、発熱がある、赤みや腫れが日ごとに広がる、膿が出る、痛みが和らがずに強くなる、といった変化があれば、我慢せずに近くの皮膚科などを受診してください。傷跡が気になる部位への対応は、傷跡植毛とSMPで生え際を自然に整える方法にまとめています。

院長メモ

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「植毛痛い」と聞くと、多くの方は「どれだけ我慢できるか」を考えます。私が先に考えたいのは、我慢する量そのものを減らせるかどうかです。密に植えることより生着率と長期のバランスを優先しているので、必要のない部位にまで植えて手術を長くすることはしません。

術後の経過で、痛みはいつ落ち着く?

一般に、術後の痛みは最初の数日が強く、処方される鎮痛薬で抑えられる範囲のことが多いとされています。米国の美容外科学会(The Aesthetic Society)も、術後しばらくは不快感や腫れがあり、時間とともに引いていくと説明しています。

韓国から帰国する移動では、長く座って頭をヘッドレストに預ける姿勢が続きます。FUTの方は後頭部の縫合部分が当たらないよう、首まわりを支えるクッションがあると楽になります。滞在日数は施術内容によって変わるので、韓国行きの航空券は手術の日程が決まってから取ってください。

定期チェックは2週間・1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月です。帰国後はLINEで経過写真を送れば、術後12ヶ月まで相談できます。帰国してから「植毛痛い」と感じる場面が出てきたときも、写真があれば状況を共有しやすくなります。

費用を決める要素と、痛みへの備え

植毛の費用を左右するのは、主に次の要素です。

  • 必要な本数(当院は本数別の料金表を公開しています)
  • 術式(FUE・FUT・併用)
  • 植える部位と範囲(生え際、頭頂部、髭・眉毛・傷跡など)
  • 薬物治療やSMPを組み合わせるかどうか
  • 韓国での滞在日数と渡航

「植毛痛い」のが心配で本数を減らせば、費用も手術時間も小さくなりますが、仕上がりの密度とのバランスを考える必要があります。どこまでを今回の手術にするかは、来院時に頭皮を診て相談します。ご自身の場合の金額は、本数と術式が見えてはじめて出てきます。

まずは生え際・頭頂部・後頭部の写真をLINEで送り、「注射が苦手だが、自分の場合はどの術式が候補になり、費用はどう変わるか」という質問を一つ添えてみてください。LINEでは日本語で相談・予約ができ、予約を決める前に質問だけ送ることもできます。韓国にお越しいただいたときには、私が頭皮と毛髪を診て、術式・本数・デザインをご説明し、手術が必要ない段階なら薬物治療から始める提案もします。

よくある質問

植毛は眠っている間に終わらせることはできますか?

当院の植毛は局所麻酔で行い、眠らせずに痛みを抑えるためのエアノックスを用います。意識がある状態で受けることへの不安が強い場合は、カウンセリングの際にそのまま伝えてください。

麻酔の注射はどのくらい痛みますか?

一般に、細い針で頭皮の何か所かに注射するため、チクッとした刺激と薬がしみる感覚があります。麻酔が効いてくると、その後の採取や移植は圧として感じることが多くなります。感じ方は人によって違います。

手術のあと、飛行機に乗るまでの日程はどう考えればよいですか?

手術日程や滞在日数は施術内容で異なり、LINEで案内しています。機内では後頭部を強く押しつけない姿勢をとり、首を支えるクッションを用意しておくと移動が楽になります。

痛みやしびれはどのくらい続きますか?

一般に、強い痛みは術後の最初の数日で、その後は日ごとに和らいでいくことが多いです。しびれや感覚の鈍さは、数か月残ることがあります。痛みが日ごとに強くなる場合は感染などの可能性もあるため、早めに医療機関を受診してください。

植毛した髪は、また抜けますか?

移植した毛は術後に一度抜けてから生え変わる「一時的脱落」を経て、数か月かけて伸びます。後頭部の毛はAGAの影響を受けにくい性質がありますが、既存の毛の進行を抑えるために薬物治療を併用することがあります。

※ 結果および効果には個人差があります。掲載内容は公開時点の当院の情報にもとづきます。

ミンソク 代表院長

この記事の監修者

ミンソク 代表院長

  • 毛髪移植外科 専門医
  • 国立警察病院 研修医 修了
  • 国立警察病院 専攻医 修了(外科学)
  • 前)金剛アサン病院 外科課長
  • 現)大韓毛髪移植学会 理事

本ページの医療情報は、当院の公式サイト・公式Xで公開している内容と学会発表に基づき、代表院長が確認しています。効果・回復には個人差があります。

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手術が必要かどうかも含めて、脱毛タイプと進行状態の確認から始めます。診察を受けても、植毛が前提になるわけではありません。

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